月経に伴うトラブルとは

女性ホルモンと月経

頭痛

女性の身体は女性ホルモンの影響を強く受けています。年齢によって身体の中で分泌される女性ホルモンの量は異なりますが、この量の変動によって、女性の心身にも様々な変化が起こってきます。一般的には思春期から上昇し始め、月経が開始し、更年期に向けて減少が始まり、閉経を迎えて以降は非常に少ない状態となります。このライフサイクルの応じた女性ホルモンの変動とは別に、月経がある間は、月経周期に対応する形で女性ホルモン量の変化が起こっています。月経周期は基本的に、月経期・卵胞期・排卵期・黄体期という四つの期間からなっていて、この順番でサイクルが繰り返されています。月経に関するトラブルは、月経痛やPMSなど様々です。PMSとは、月経前症候群の略語であり、文字通り月経の起きる前である黄体期に起きるものです。その他には、月経が月に2回来たり、二か月以上来なかったりという場合もありますし、経血量が極端に多すぎたり少なすぎたりするトラブルもあります。更に、月経期間が極端に短かったり、いつまでも続くなども月経に伴うトラブルです。

月経前症候群

月経前症候群であるPMSの症状は、人によって様々で、症状の重さも人それぞれです。症状の種類としては、眠りが浅くなる・腹痛・頭痛・むくみ・イライラ感・集中力が無くなる・便秘になるなどが挙げられます。このPMSの症状を和らげるために、自分自身で気をつけられることとして、寝る前にストレッチや軽い体操をするなど、日常生活の中で適度な運動をすることが勧められます。また、ストレスを溜めないようにし、リラックスするよう心がけるようにすると良いです。また、砂糖や塩分、カフェインなどの摂りすぎに注意し、バランスの良い食事を心がけるようにします。これらのことを心がけることで、PMSの症状が改善する場合があります。それでもなかなか改善せず、日常生活に支障があるような症状が続く場合には、病院受診が必要です。受診するのは婦人科の他、精神科や心療内科という選択肢もあります。特に、眠りが浅くなったりイライラ感が強いなどの精神症状がある場合には、精神科や心療内科も検討する必要があります。